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労務費・経費の計算(賃金・消費賃率)

賃金の支払い・消費の仕訳、予定消費賃率の計算、直接労務費と間接労務費の区分、外注加工費・減価償却費等の経費を解説します。

日商簿記 2級

労務費は賃金の支払いと消費を分けて考えます。消費賃率の概念と、 直接労務費・間接労務費の区分を整理しましょう。

賃金の支払い仕訳

借方(左)金額貸方(右)金額
賃金・給料800,000現金800,000

賃金の消費(直接・間接)

借方(左)金額貸方(右)金額
仕掛品600,000賃金・給料800,000
製造間接費200,000

予定消費賃率

実際の賃金計算は月末にならないと確定しないため、製品への振替を予定賃率で先行計上します。

予定消費額 = 予定消費賃率 × 実際直接作業時間

賃率差異 = 予定消費額 − 実際消費額

予定賃率1,200円/h × 400h = 480,000円を計上

借方(左)金額貸方(右)金額
仕掛品480,000賃金・給料480,000

実際賃金490,000円との差異調整(不利差異)

借方(左)金額貸方(右)金額
賃率差異10,000賃金・給料10,000

経費の仕訳

外注加工費(直接経費)は仕掛品へ、工場の光熱費・減価償却費(間接経費)は製造間接費へ。

借方(左)金額貸方(右)金額
仕掛品50,000外注加工費50,000
借方(左)金額貸方(右)金額
製造間接費200,000減価償却累計額150,000
水道光熱費50,000
💡

賃金の支払い(現金支出)と消費(製品への振替)は別のタイミングで処理されます。 月末に「未払賃金」で調整するケースも頻出です。