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ITパスポート システム戦略
全40問 / トルカ(https://toruca.app)
問1. 情報システム戦略の位置づけとして最も適切なものはどれか。
- A. 経営戦略・事業戦略の実現を支援するために策定される、情報システムに関する中長期的な方針
- B. 情報システム部門が独自に決定し、経営戦略とは無関係に策定するもの
- C. 毎年のIT予算のみを指す用語
- D. サーバーの物理的な設置場所を決める計画
正解: A. 経営戦略・事業戦略の実現を支援するために策定される、情報システムに関する中長期的な方針 / 情報システム戦略は、経営戦略・事業戦略の実現を情報システムの面から支援するために策定される中長期的な方針であり、経営戦略と整合していることが重要である。
問2. エンタープライズアーキテクチャ(EA)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 組織全体の業務とシステムを、ビジネス・データ・アプリケーション・技術の4つの体系で整理し全体最適化を図る手法
- B. 1つの部署だけのシステム設計図を指す用語
- C. サーバー室の空調設備の設計を指す用語
- D. 従業員の勤怠管理システムのみを指す用語
正解: A. 組織全体の業務とシステムを、ビジネス・データ・アプリケーション・技術の4つの体系で整理し全体最適化を図る手法 / エンタープライズアーキテクチャ(EA)は、組織全体の業務とシステムを「ビジネスアーキテクチャ」「データアーキテクチャ」「アプリケーションアーキテクチャ」「技術アーキテクチャ」の4つの体系で整理し、全体最適化を図るための設計手法である。
問3. BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 既存の業務プロセスを抜本的に見直し、根本から再設計することで劇的な業務改善を図る取り組み
- B. 既存の業務プロセスを一切変更せず維持する取り組み
- C. 従業員を一律に解雇する取り組み
- D. 会計帳簿の様式のみを変更する取り組み
正解: A. 既存の業務プロセスを抜本的に見直し、根本から再設計することで劇的な業務改善を図る取り組み / BPR(Business Process Re-engineering)は、既存の業務プロセスの前提を疑い、抜本的に見直して根本から再設計することで、コスト削減や品質・スピードの劇的な改善を目指す取り組みである。
問4. BPM(ビジネスプロセスマネジメント)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 業務プロセスを継続的に見える化・分析し、改善サイクルを繰り返しながらマネジメントする活動
- B. 一度だけ業務プロセスを改善し、以後は一切見直さない活動
- C. 従業員の給与体系のみを管理する活動
- D. サーバーの物理的な保守作業のみを指す活動
正解: A. 業務プロセスを継続的に見える化・分析し、改善サイクルを繰り返しながらマネジメントする活動 / BPM(Business Process Management)は、業務プロセスを可視化・分析し、継続的な改善サイクル(PDCA)を回しながらマネジメントしていく考え方・手法であり、一度きりの改革であるBPRとは異なり継続性を重視する。
問5. アウトソーシングの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 自社の業務の一部を外部の専門企業に委託すること
- B. 全ての業務を必ず内製化すること
- C. 従業員を新規に採用すること
- D. 商品を海外に輸出すること
正解: A. 自社の業務の一部を外部の専門企業に委託すること / アウトソーシングは、自社で行っていた業務の一部(システム運用、コールセンター業務等)を外部の専門企業に委託し、コア業務に経営資源を集中させる経営手法である。
問6. クラウドコンピューティングの説明として最も適切なものはどれか。
- A. インターネットを通じてサーバーやソフトウェアなどのITリソースをサービスとして利用する形態
- B. 自社内に設置したサーバーのみで完結するシステム利用形態
- C. 紙媒体でデータを保存する方式
- D. 電話回線のみを使ったデータ通信方式
正解: A. インターネットを通じてサーバーやソフトウェアなどのITリソースをサービスとして利用する形態 / クラウドコンピューティングは、インターネットを通じてサーバー・ストレージ・ソフトウェアなどのITリソースを必要な分だけサービスとして利用できる形態であり、自社で設備を保有する必要がない。
問7. クラウドサービスの提供形態(SaaS・PaaS・IaaS)と内容を対応させよ。
- SaaS ー ( )
- PaaS ー ( )
- IaaS ー ( )
正解: SaaS→ソフトウェア(アプリケーション)をサービスとして提供する、PaaS→アプリケーションの開発・実行環境をサービスとして提供する、IaaS→サーバーやストレージなどのインフラをサービスとして提供する / SaaS(Software as a Service)はソフトウェア、PaaS(Platform as a Service)は開発・実行基盤、IaaS(Infrastructure as a Service)はサーバー等のインフラを、それぞれサービスとして提供する形態である。
問8. システム化計画の策定段階で最初に行うべきこととして最も適切なものはどれか。
- A. 経営課題や業務課題を整理し、それを解決するための情報システムの全体像を検討する
- B. サーバーの機種を選定する
- C. プログラムのソースコードを書き始める
- D. システムのテストを実施する
正解: A. 経営課題や業務課題を整理し、それを解決するための情報システムの全体像を検討する / システム化計画では、まず経営課題・業務課題を整理し、それを解決するための情報システムの全体像や優先順位を検討することから始める。具体的な機種選定や開発は後の工程で行う。
問9. 要件定義における「機能要件」の説明として最も適切なものはどれか。
- A. システムが実現すべき具体的な機能や処理内容に関する要件
- B. システムの応答速度や可用性など機能以外の品質に関する要件
- C. システムの物理的な設置場所に関する要件のみ
- D. 予算の上限額のみを定めた要件
正解: A. システムが実現すべき具体的な機能や処理内容に関する要件 / 機能要件は「何ができるべきか」というシステムの具体的な機能・処理内容に関する要件であり、応答速度や可用性など機能以外の品質に関する「非機能要件」とは区別される。
問10. 非機能要件に分類される項目を全て選べ。
- A. 可用性
- B. 性能・拡張性
- C. セキュリティ
- D. 画面の入力項目の種類
- E. ボタンをクリックした時の処理内容
正解: A・B・C / 非機能要件は機能面以外の品質要件であり、「可用性」「性能・拡張性」「セキュリティ」などが代表例である。画面の入力項目やボタンの処理内容は、システムが実現すべき具体的な機能に関する「機能要件」に分類される。
問11. RFI(Request For Information)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. システム調達の初期段階で、ベンダーに技術動向や製品情報の提供を依頼する文書
- B. システム開発が完了した後にベンダーへ支払う請求書
- C. 従業員の情報を人事部に提供する社内文書
- D. 情報セキュリティ事故発生時の報告書
正解: A. システム調達の初期段階で、ベンダーに技術動向や製品情報の提供を依頼する文書 / RFI(情報提供依頼書)は、システム調達の初期段階で発注側がベンダー候補に対し、技術動向や製品・サービスに関する情報提供を依頼する文書であり、RFP作成前の情報収集に用いられる。
問12. RFP(Request For Proposal)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 発注者が具体的な要件を提示し、ベンダーに対して提案書の提出を依頼する文書
- B. システムの操作マニュアルを指す文書
- C. 従業員の入社希望を募集する文書
- D. 会計監査の結果を報告する文書
正解: A. 発注者が具体的な要件を提示し、ベンダーに対して提案書の提出を依頼する文書 / RFP(提案依頼書)は、発注者がシステム化の目的・要件・予算などを明示した上で、ベンダー候補に具体的な提案(システム構成・費用・スケジュール等)の提出を依頼する文書である。
問13. SLA(サービスレベル合意書)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. サービス提供者と利用者の間で、サービスの品質水準(稼働率・応答時間等)について合意した文書
- B. 従業員の労働条件のみを定めた雇用契約書
- C. システムのソースコードの著作権を定めた契約書
- D. 商品の価格のみを定めた見積書
正解: A. サービス提供者と利用者の間で、サービスの品質水準(稼働率・応答時間等)について合意した文書 / SLA(Service Level Agreement)は、サービス提供者と利用者の間で、稼働率・応答時間・障害対応時間などのサービス品質水準について具体的に合意した文書である。
問14. 情報システムの一般的な調達プロセスを正しい順序に並び替えよ。
- ( )RFPの提示
- ( )契約締結
- ( )情報収集(RFI)
- ( )ベンダーからの提案受領・評価
正解の順序: 情報収集(RFI) → RFPの提示 → ベンダーからの提案受領・評価 → 契約締結 / 情報システムの調達プロセスは、一般的に「情報収集(RFI)→RFPの提示→ベンダーからの提案受領・評価→契約締結」の順で進められる。
問15. ERP(Enterprise Resource Planning)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 会計・人事・生産・販売など企業の基幹業務を統合的に管理するシステム
- B. 顧客からの問い合わせのみを管理するシステム
- C. 従業員の名刺情報のみを管理するシステム
- D. 工場の温度・湿度のみを監視するシステム
正解: A. 会計・人事・生産・販売など企業の基幹業務を統合的に管理するシステム / ERP(統合基幹業務システム)は、会計・人事・生産・販売・在庫管理など企業の基幹業務を統合的に管理し、経営資源の全体最適化を図るシステムである。
問16. SCM(サプライチェーンマネジメント)の目的として最も適切なものはどれか。
- A. 原材料の調達から製造・物流・販売に至る一連の流れを一元管理し、無駄を削減して全体最適を図る
- B. 従業員の給与計算のみを効率化する
- C. 顧客からのクレーム対応のみを自動化する
- D. 広告宣伝費のみを削減する
正解: A. 原材料の調達から製造・物流・販売に至る一連の流れを一元管理し、無駄を削減して全体最適を図る / SCM(Supply Chain Management)は、原材料の調達から製造・物流・販売に至るサプライチェーン全体の情報を一元管理し、在庫の適正化やリードタイム短縮など全体最適を図る経営手法・システムである。
問17. SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 営業活動の商談状況・案件情報などを可視化・共有し、営業活動を効率化・支援するシステム
- B. 工場の生産設備を自動制御するシステム
- C. 従業員の勤怠打刻のみを行うシステム
- D. 会計帳簿の作成のみを行うシステム
正解: A. 営業活動の商談状況・案件情報などを可視化・共有し、営業活動を効率化・支援するシステム / SFA(営業支援システム)は、商談の進捗状況・顧客の対応履歴・案件情報などを可視化・共有することで、営業活動の効率化や組織的な営業力強化を支援するシステムである。
問18. EDI(電子データ交換)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 企業間で発注書や請求書などの商取引データを、標準的な形式で電子的にやり取りする仕組み
- B. 紙の請求書を手作業で郵送する仕組み
- C. 電子メールで添付ファイルを送るだけの仕組み全般を指す
- D. 従業員間の社内チャットツールを指す
正解: A. 企業間で発注書や請求書などの商取引データを、標準的な形式で電子的にやり取りする仕組み / EDI(Electronic Data Interchange)は、企業間で発注書・納品書・請求書などの商取引に関するデータを、あらかじめ定めた標準的な形式でコンピュータ間で電子的にやり取りする仕組みである。
問19. 組込みシステムの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 家電製品や自動車など特定の機器に組み込まれ、特定の機能を実現するために動作するコンピュータシステム
- B. 汎用的な事務作業のためだけに使われるパソコン用ソフトウェア
- C. インターネット上の検索エンジンのみを指す
- D. 紙媒体の説明書のみを指す
正解: A. 家電製品や自動車など特定の機器に組み込まれ、特定の機能を実現するために動作するコンピュータシステム / 組込みシステムは、家電製品・自動車・産業機械など特定の機器の内部に組み込まれ、その機器固有の機能を実現するために動作する専用のコンピュータシステムである。
問20. IoTを活用したスマート家電の事例として最も適切なものはどれか。
- A. 外出先からスマートフォンで操作・状態確認ができるエアコンや冷蔵庫
- B. 電源プラグを差し込むだけの一般的な扇風機
- C. 手動でダイヤルを回すだけの旧式の洗濯機
- D. 電池のみで動作する懐中電灯
正解: A. 外出先からスマートフォンで操作・状態確認ができるエアコンや冷蔵庫 / IoTを活用したスマート家電は、通信機能を持つセンサーを搭載し、外出先からスマートフォンで操作・状態確認ができるなど、インターネットを介した利便性向上を実現している。
問21. AIを活用したチャットボットの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 利用者からの質問に対し、AIが自動的に文章で応答するプログラム
- B. 人間のオペレーターが必ず対応する電話窓口
- C. 紙のマニュアルを電子化しただけの文書
- D. 商品の在庫数のみを記録する台帳
正解: A. 利用者からの質問に対し、AIが自動的に文章で応答するプログラム / チャットボットは、利用者からのテキストや音声による質問に対し、AI(自然言語処理等)を用いて自動的に応答するプログラムであり、問い合わせ対応の効率化に活用されている。
問22. ロングテールの説明として最も適切なものはどれか。
- A. ECサイトなどで、売れ筋以外の多品種少量販売の商品群を合計すると大きな売上になる現象
- B. 売れ筋商品のみに販売を集中させる戦略
- C. 実店舗のみで発生する在庫過多の現象
- D. 従業員の勤続年数が長いことを表す用語
正解: A. ECサイトなどで、売れ筋以外の多品種少量販売の商品群を合計すると大きな売上になる現象 / ロングテールは、実店舗では陳列コストの制約で扱いにくいニッチな商品群でも、ECサイトでは在庫コストを抑えて幅広く取り扱えるため、それらの合計売上が売れ筋商品に匹敵する規模になる現象を指す。
問23. アフィリエイトの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 個人や企業のWebサイトに広告を掲載し、そこ経由の成果(購入等)に応じて報酬を得る仕組み
- B. 実店舗のみで行われる対面販売の仕組み
- C. 従業員に支払う固定給与の仕組み
- D. 税務署への確定申告の仕組み
正解: A. 個人や企業のWebサイトに広告を掲載し、そこ経由の成果(購入等)に応じて報酬を得る仕組み / アフィリエイトは、個人や企業のWebサイト・ブログに広告主の広告を掲載し、その広告経由で商品購入や会員登録などの成果が発生した場合に、サイト運営者が報酬を得る成果報酬型広告の仕組みである。
問24. スマートファクトリーの説明として最も適切なものはどれか。
- A. IoTやAIを活用して生産設備・工程をネットワークでつなぎ、生産性向上や予知保全を実現する工場
- B. 従業員を一切配置しない完全無人の倉庫のみを指す
- C. 手作業のみで製品を組み立てる伝統的な工場
- D. 紙の作業指示書のみで稼働する工場
正解: A. IoTやAIを活用して生産設備・工程をネットワークでつなぎ、生産性向上や予知保全を実現する工場 / スマートファクトリーは、IoTセンサーやAIを活用して生産設備・工程の状態をリアルタイムに把握・分析し、生産性の向上、品質改善、故障の予知保全などを実現する次世代の工場である。
問25. トレーサビリティの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 製品の生産から流通・販売に至る履歴を追跡できるようにする仕組み
- B. 製品の販売価格のみを記録する仕組み
- C. 従業員の勤務評価のみを行う仕組み
- D. 広告の閲覧回数のみを集計する仕組み
正解: A. 製品の生産から流通・販売に至る履歴を追跡できるようにする仕組み / トレーサビリティ(Traceability)は、原材料の調達から製造・流通・販売に至るまでの製品の履歴を追跡できるようにする仕組みであり、食品の産地表示やリコール対応などに活用される。
問26. RFID(Radio Frequency Identification)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. microchipを埋め込んだタグと無線通信により、非接触で個体情報を識別する技術
- B. 指紋認証のみで本人確認を行う技術
- C. 紙のバーコードを目視で確認する方式
- D. 電話回線を使った音声通話技術
正解: A. microchipを埋め込んだタグと無線通信により、非接触で個体情報を識別する技術 / RFID(電波による個体識別)は、微小なICチップを埋め込んだタグと無線通信により、非接触かつ複数同時に個体情報を識別できる技術であり、物流の在庫管理や入退室管理などに活用される。
問27. GPSを活用した位置情報サービスの例として最も適切なものはどれか。
- A. スマートフォンの地図アプリで現在地を表示するサービス
- B. 紙の地図のみを配布するサービス
- C. 電話帳に住所を記載するサービス
- D. 手紙で位置情報を郵送するサービス
正解: A. スマートフォンの地図アプリで現在地を表示するサービス / GPS(全地球測位システム)は、人工衛星からの電波を受信して現在位置を測定する技術であり、スマートフォンの地図アプリやカーナビなど位置情報サービスの基盤として広く活用されている。
問28. UI(ユーザーインタフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)の違いとして最も適切なものはどれか。
- A. UIは画面デザインや操作性など利用者との接点を指し、UXはその利用を通じて得られる体験・満足度全体を指す
- B. UIとUXは全く同じ意味であり区別されない
- C. UIはサーバーの処理速度のみを指す
- D. UXはプログラムのソースコードの品質のみを指す
正解: A. UIは画面デザインや操作性など利用者との接点を指し、UXはその利用を通じて得られる体験・満足度全体を指す / UI(User Interface)は画面デザインやボタン配置など利用者との接点部分を指し、UX(User Experience)はその製品・サービスの利用を通じて利用者が得る体験・満足度全体を指す、より広い概念である。
問29. Webアクセシビリティの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 高齢者や障がいのある人を含め、誰もがWebサイトの情報に支障なくアクセスできるようにすること
- B. Webサイトの表示速度のみを高速化すること
- C. Webサイトのデザインを美しくすることのみを指す
- D. 特定のブラウザでしか閲覧できないようにすること
正解: A. 高齢者や障がいのある人を含め、誰もがWebサイトの情報に支障なくアクセスできるようにすること / Webアクセシビリティは、高齢者や視覚・聴覚に障がいのある人を含め、様々な利用者がWebサイトの情報や機能に支障なくアクセスし利用できるようにする考え方・取り組みである。
問30. グリーンITの説明として最も適切なものはどれか。
- A. ITを活用して省エネルギー化を図ると同時に、IT機器自体の省電力化・環境負荷低減を目指す取り組み
- B. IT機器を全廃し紙媒体に戻す取り組み
- C. サーバーの色を緑色に塗装する取り組み
- D. 従業員の休暇取得日数のみを増やす取り組み
正解: A. ITを活用して省エネルギー化を図ると同時に、IT機器自体の省電力化・環境負荷低減を目指す取り組み / グリーンITは、IT機器自体の省電力化・長寿命化(Green of IT)と、ITを活用して社会全体の省エネルギー・環境負荷低減を図ること(Green by IT)の両面を含む取り組みである。
問31. ドローンのビジネス活用事例として最も適切なものはどれか。
- A. 空撮による測量や、離島・山間部への荷物配送
- B. サーバー室内の温度管理のみに使われる
- C. 会計帳簿の自動作成のみに使われる
- D. 従業員の勤怠打刻のみに使われる
正解: A. 空撮による測量や、離島・山間部への荷物配送 / ドローン(無人航空機)は、空撮による測量・点検、農薬散布、離島や山間部への荷物配送など、様々なビジネス分野で活用が進んでいる。
問32. BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの目的として最も適切なものはどれか。
- A. 企業内に蓄積された大量のデータを分析・可視化し、経営の意思決定を支援する
- B. 従業員の勤怠を記録するだけの機能に特化する
- C. 商品の値段を自動的に値下げする機能に特化する
- D. 会社のロゴデザインを作成する機能に特化する
正解: A. 企業内に蓄積された大量のデータを分析・可視化し、経営の意思決定を支援する / BI(Business Intelligence)ツールは、企業内外に蓄積された大量のデータを収集・分析・可視化(グラフ化等)し、経営者や管理者の迅速な意思決定を支援するためのツールである。
問33. データウェアハウスの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 様々な業務システムから集めた大量のデータを、分析目的で時系列に整理・統合して蓄積する仕組み
- B. 1つの業務トランザクションのみを処理するためのデータベース
- C. 紙の書類を保管する物理的な倉庫を指す
- D. 従業員の個人ロッカーを指す
正解: A. 様々な業務システムから集めた大量のデータを、分析目的で時系列に整理・統合して蓄積する仕組み / データウェアハウスは、販売・会計・在庫など様々な業務システムから集めたデータを、分析しやすいように時系列で整理・統合して長期間蓄積する、意思決定支援のためのデータベースである。
問34. データマイニングの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 大量のデータの中から統計的手法などを用いて、有用な規則性やパターンを発見すること
- B. データを暗号化して保存すること
- C. データベースの物理的な容量を増設すること
- D. 紙の伝票をスキャンしてPDF化すること
正解: A. 大量のデータの中から統計的手法などを用いて、有用な規則性やパターンを発見すること / データマイニングは、大量に蓄積されたデータの中から統計学的手法や機械学習などを用いて、人手では気づきにくい有用な規則性・相関関係・パターンを発掘する分析手法である(例:「おむつを買う人はビールも買う」といった相関発見)。
問35. デジタルサイネージの説明として最も適切なものはどれか。
- A. ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報や広告を配信するシステム
- B. 紙のポスターのみで構成される広告
- C. 手書きの看板のみを指す
- D. 従業員の勤務シフト表を指す
正解: A. ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報や広告を配信するシステム / デジタルサイネージは、店頭や駅などに設置したディスプレイを通じてネットワーク経由で情報や広告映像を配信する電子看板システムであり、遠隔から内容を柔軟に更新できる利点がある。
問36. オープンAPIの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 自社システムの機能やデータを、外部の企業やサービスが利用できるように公開する仕組み
- B. 社内の従業員のみがアクセスできる非公開のシステム
- C. 紙の申請書の様式を指す
- D. 従業員のパスワードを全員同じにする方式
正解: A. 自社システムの機能やデータを、外部の企業やサービスが利用できるように公開する仕組み / オープンAPIは、自社の情報システムが持つ機能やデータを、外部の企業・サービスが呼び出して利用できるように公開する仕組みであり、金融機関の口座情報を外部の家計簿アプリと連携させるフィンテック分野などで活用されている。
問37. システム監査の目的として最も適切なものはどれか。
- A. 独立した立場の専門家が情報システムを客観的に評価し、リスク管理や信頼性向上に役立てる
- B. システムのプログラムを開発すること自体を指す
- C. 従業員の給与を計算すること自体を指す
- D. サーバーを新規に購入すること自体を指す
正解: A. 独立した立場の専門家が情報システムを客観的に評価し、リスク管理や信頼性向上に役立てる / システム監査は、監査対象から独立した立場のシステム監査人が、情報システムのリスク管理・信頼性・安全性・効率性などを客観的に評価し、改善につなげる活動である。
問38. ソリューションビジネスの説明として最も適切なものはどれか。
- A. 顧客の経営課題を分析し、単なる製品販売ではなく課題解決策そのものを提供するビジネス形態
- B. 製品を一切カスタマイズせず画一的に販売するビジネス形態
- C. 従業員研修のみを行うビジネス形態
- D. 在庫を一切持たずに商品を廃棄するビジネス形態
正解: A. 顧客の経営課題を分析し、単なる製品販売ではなく課題解決策そのものを提供するビジネス形態 / ソリューションビジネスは、顧客が抱える経営課題・業務課題を分析し、ハードウェアやソフトウェアの単なる販売にとどまらず、課題解決に向けた統合的な提案・サービスを提供するビジネス形態である。
問39. システムの活用状況を評価する際に確認すべき観点として最も適切なものはどれか。
- A. 導入したシステムが当初の目的(業務効率化等)をどの程度達成できているかを定期的に評価する
- B. システムの見た目のデザインのみを評価する
- C. サーバーの設置場所のみを評価する
- D. 契約書の紙質のみを評価する
正解: A. 導入したシステムが当初の目的(業務効率化等)をどの程度達成できているかを定期的に評価する / システム導入後は、当初設定した目的(コスト削減・業務効率化など)がどの程度達成できているかを定期的に評価し、必要に応じて改善や活用促進策を講じることが重要である。
問40. 共同利用型のASP(Application Service Provider)の特徴として最も適切なものはどれか。
- A. 複数の利用企業が同一のアプリケーションを共同で利用することで、低コストでの導入を可能にする
- B. 1社が独占的に開発した専用システムのみを指す
- C. 利用企業ごとに全く異なるハードウェアを個別に用意する
- D. 紙媒体の契約書を一切使わないことのみを特徴とする
正解: A. 複数の利用企業が同一のアプリケーションを共同で利用することで、低コストでの導入を可能にする / ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)は、業務用アプリケーションをインターネット経由で提供する事業者・サービスであり、複数企業が同じアプリケーションを共同利用することで低コストな導入を可能にする。