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秘書検定3級 技能
全40問 / トルカ(https://toruca.app)
問1. 社内文書の一般的な特徴として最も適切なものはどれか。
- A. 時候の挨拶等の儀礼的な前文を省略し、簡潔・迅速な伝達を重視する
- B. 社内文書には必ず時候の挨拶を詳しく書かなければならない
- C. 社内文書と社外文書は全く同じ形式で作成すべきである
- D. 社内文書には敬語を一切使用してはならない
正解: A. 時候の挨拶等の儀礼的な前文を省略し、簡潔・迅速な伝達を重視する / 社内文書(稟議書・報告書・連絡文書等)は、社外文書と異なり時候の挨拶等の儀礼的な前文を省略し、要件を簡潔・迅速に伝達することを重視した形式で作成されるのが一般的である。
問2. 社外文書の一般的な構成要素として最も適切なものはどれか。
- A. 発信日付、宛名、発信者名、件名、頭語・時候の挨拶、本文、結語
- B. 社外文書には発信日付を記載する必要は一切ない
- C. 社外文書には宛名を記載してはならない
- D. 社外文書は本文のみで構成され、それ以外の要素は不要である
正解: A. 発信日付、宛名、発信者名、件名、頭語・時候の挨拶、本文、結語 / 社外文書は、発信日付・宛名・発信者名・件名に加え、頭語・時候の挨拶から始まる前文、本文(主文・末文)、結語という儀礼的な構成要素を含むのが一般的な形式である。
問3. ファイリング方式の名称と特徴を対応させよ。
- バーチカル式 ー ( )
- 五十音順(かな)式 ー ( )
- 件名別(主題別)式 ー ( )
正解: バーチカル式→書類をフォルダーに入れ、キャビネットに垂直に立てて並べる方式、五十音順(かな)式→取引先名等をあいうえお順に整理する方式、件名別(主題別)式→案件・テーマごとに書類を分類・整理する方式 / ファイリング方式にはバーチカル式(フォルダーを立てて収納)などの保管方法のほか、五十音順(かな)式・件名別式・地域別式など、書類をどのような基準で分類するかという整理方式があり、目的に応じて使い分けられる。
問4. ファイリングの目的として最も適切なものはどれか。
- A. 必要な書類を必要なときに迅速に取り出せるよう、体系的に整理・保管すること
- B. 書類はできるだけ多く保管し、決して整理・分類しないこと
- C. ファイリングは書類を廃棄するためだけの作業を指す
- D. ファイリングには決まった目的や意義は一切存在しない
正解: A. 必要な書類を必要なときに迅速に取り出せるよう、体系的に整理・保管すること / ファイリングの目的は、日々発生する書類を体系的に整理・保管し、必要なときに必要な書類を迅速に取り出せるようにすることであり、業務の効率化に大きく寄与する秘書技能の一つである。
問5. 会議開催前に秘書が準備すべき事項として最も適切なものはどれか。
- A. 会議室の予約、資料の準備・配布、出席者への案内連絡
- B. 会議の準備は一切不要であり当日その場で対応すればよい
- C. 会議資料は会議終了後に作成すればよい
- D. 出席者への案内連絡は不要であり口頭で偶然伝われば十分である
正解: A. 会議室の予約、資料の準備・配布、出席者への案内連絡 / 会議開催前の秘書の準備業務には、会議室の予約、必要な資料の作成・準備・配布、出席者への日時・場所の案内連絡等があり、これらを漏れなく行うことで会議を円滑に開催できるようにする。
問6. 上司のスケジュール表を作成する際の留意点として最も適切なものはどれか。
- A. 予定の重複がないか確認し、移動時間等も考慮して無理のない日程を組む
- B. 予定はできるだけ隙間なく詰め込み、移動時間は一切考慮しなくてよい
- C. スケジュール表は口頭でのみ管理し書面化は一切不要である
- D. スケジュールの変更は秘書の判断のみで上司に一切確認せず行ってよい
正解: A. 予定の重複がないか確認し、移動時間等も考慮して無理のない日程を組む / 上司のスケジュール表を作成する際は、予定の重複がないかを確認するとともに、会場間の移動時間等も考慮した無理のない日程を組むことが重要であり、変更が生じた場合は上司に確認・報告する必要がある。
問7. 「書留郵便」の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 郵便物の引受けから配達までの記録が残り、万一の紛失・毀損時には損害賠償が受けられる郵便物
- B. 書留郵便は最も安価な郵便物の送付方法である
- C. 書留郵便には引受け・配達の記録は一切残らない
- D. 書留郵便は必ず翌日に届くことが保証される郵便物である
正解: A. 郵便物の引受けから配達までの記録が残り、万一の紛失・毀損時には損害賠償が受けられる郵便物 / 書留郵便は、郵便物の引受けから配達までの過程を記録し、万一の紛失・毀損があった場合には実損額に応じた損害賠償を受けられる郵便物であり、重要書類や金券等の送付に利用される。
問8. 「速達」郵便の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 通常の郵便物より優先的に取り扱われ、早く配達される郵便物
- B. 速達は必ず書留と同時に利用しなければならない郵便物である
- C. 速達を利用すると郵便物の紛失に対する損害賠償が受けられる
- D. 速達郵便には追加料金が一切かからない
正解: A. 通常の郵便物より優先的に取り扱われ、早く配達される郵便物 / 速達は、通常の郵便物より優先的に取り扱われ、早く配達される郵便サービスであり、所定の追加料金を支払うことで利用できる。書留とは別のサービスであり、両方を組み合わせて利用することもできる。
問9. 「親展」と表示された郵便物の取扱いとして最も適切なものはどれか。
- A. 名宛人本人が開封すべき郵便物であるため、秘書は開封せずそのまま本人に渡す
- B. 親展の郵便物は秘書が必ず開封して内容を確認しなければならない
- C. 親展という表示には特段の意味はなく通常通り開封してよい
- D. 親展の郵便物は開封せずに廃棄しなければならない
正解: A. 名宛人本人が開封すべき郵便物であるため、秘書は開封せずそのまま本人に渡す / 「親展」は「名宛人本人が開封してください」という意味の表示であり、秘書はこの表示がある郵便物を開封せず、そのまま上司本人に渡すのが基本的なマナー・取扱いである。
問10. グラフの種類とその用途を対応させよ。
- 円グラフ ー ( )
- 棒グラフ ー ( )
- 折れ線グラフ ー ( )
正解: 円グラフ→全体に対する各項目の構成比率を示す、棒グラフ→項目間の数量の大小を比較する、折れ線グラフ→時間の経過に伴う数値の推移を示す / グラフは目的に応じて使い分けられ、円グラフは構成比率、棒グラフは数量の比較、折れ線グラフは時系列の推移を示すのに適した表現方法である。
問11. 資料を整理する際の「五十音順」による分類の利点として最も適切なものはどれか。
- A. 取引先名等、名称を基準に検索する場合に探しやすくなる
- B. 五十音順は日付順の分類よりも常に優れている
- C. 五十音順は数値データの整理には全く使えない分類方法である
- D. 五十音順による分類には特段の利点は存在しない
正解: A. 取引先名等、名称を基準に検索する場合に探しやすくなる / 五十音順による分類は、取引先名・顧客名等、名称(かな読み)を基準に検索する場合に、目的の書類を探しやすくなる利点があり、目的に応じて日付順や件名別等の他の分類方法と使い分けられる。
問12. 社内文書の「回覧」の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 文書を関係者に順番に回して情報を共有する方法
- B. 回覧は文書を1人にのみ渡して完結させる方法である
- C. 回覧された文書は確認後、確認印を押さなくてもよい
- D. 回覧は社外文書にのみ用いられる方法である
正解: A. 文書を関係者に順番に回して情報を共有する方法 / 回覧は、1つの文書を複数の関係者に順番に回すことで、コピーを配布せずとも情報を効率的に共有する方法であり、確認した証として押印や署名をしてから次の人に回すのが一般的である。
問13. 会議における「司会」の役割として最も適切なものはどれか。
- A. 議事の進行を管理し、参加者の発言を整理しながら会議を円滑に進める
- B. 司会は会議の内容には一切関与せず時間を計るだけの役割である
- C. 司会は必ず最も役職の高い人が務めなければならない
- D. 司会は議事録の作成を一切担当してはならない
正解: A. 議事の進行を管理し、参加者の発言を整理しながら会議を円滑に進める / 会議における司会(議長)の役割は、議事の進行を管理し、議題に沿って参加者の発言を整理しながら、会議を円滑かつ効率的に進行させることであり、必ずしも最も役職の高い人が務めるとは限らない。
問14. 会議の「議題(アジェンダ)」を事前に配布する目的として最も適切なものはどれか。
- A. 出席者が事前に会議の内容を把握し、準備をしたうえで参加できるようにするため
- B. 議題は会議終了後に配布すればよい資料である
- C. 議題を配布すると会議自体が不要になるため意味がない
- D. 議題の配布は法律上禁止されている行為である
正解: A. 出席者が事前に会議の内容を把握し、準備をしたうえで参加できるようにするため / 会議の議題(アジェンダ)を事前に配布することで、出席者はあらかじめ会議の内容・目的を把握し、必要な準備(資料の確認、意見の整理等)をしたうえで会議に参加でき、効率的な議論につながる。
問15. 予定表(スケジュール表)に記載すべき情報として最も適切なものはどれか。
- A. 日時、場所、相手先・出席者、用件の概要
- B. 予定表には日時のみを記載すれば十分である
- C. 予定表には相手先の情報を一切記載してはならない
- D. 予定表には秘書個人の私的な予定のみを記載する
正解: A. 日時、場所、相手先・出席者、用件の概要 / 上司の予定表には、日時・場所・相手先や出席者・用件の概要等の情報を漏れなく記載することで、上司や関係者が予定を正確に把握し、準備を進められるようにする必要がある。
問16. 社内資料に表(数値データ)を用いる利点として最も適切なものはどれか。
- A. 多くの数値情報を整理された形で分かりやすく提示できる
- B. 表を用いると数値の正確性がかえって低下する
- C. 表は文章による説明よりも常に情報量が少なくなる
- D. 表を使うと情報の比較がかえって困難になる
正解: A. 多くの数値情報を整理された形で分かりやすく提示できる / 表(数値データの一覧)を資料に用いることで、多くの数値情報を整理された形で分かりやすく提示することができ、項目間の比較や全体像の把握が容易になる利点がある。
問17. 社外文書における「記書き」(本文の後に箇条書きで詳細を示す部分)の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 「記」の文字の後に、日時・場所等の詳細事項を箇条書きで示す形式
- B. 記書きは本文よりも先に配置しなければならない部分である
- C. 記書きには文章形式でのみ記載しなければならない
- D. 記書きは社内文書には一切用いられない形式である
正解: A. 「記」の文字の後に、日時・場所等の詳細事項を箇条書きで示す形式 / 記書きは、案内状等の社外文書(社内文書にも用いられる)において、「記」という文字を本文の後に配置し、その下に日時・場所・その他の詳細事項を箇条書きで簡潔に示す形式であり、末尾には「以上」と記載して締めくくる。
問18. 「配達証明」郵便の説明として最も適切なものはどれか。
- A. その郵便物をいつ配達したかを証明してもらえるサービス
- B. 配達証明は郵便物の中身を証明するためのサービスである
- C. 配達証明を付けると郵便物の料金が割引される
- D. 配達証明は書留と併用できないサービスである
正解: A. その郵便物をいつ配達したかを証明してもらえるサービス / 配達証明は、書留郵便に付加できるオプションサービスで、その郵便物をいつ配達したか(または配達しようとしたか)を郵便局が証明してくれるものであり、内容証明郵便と組み合わせて利用されることも多い。
問19. 社内で使われる「回覧板」を利用する目的として最も適切なものはどれか。
- A. 全社的な連絡事項や通知を、コピーを配らずに効率的に周知すること
- B. 回覧板は個人的な私信を回すためのものである
- C. 回覧板を使うと情報伝達の効率がかえって低下する
- D. 回覧板は上司にのみ配布されるものである
正解: A. 全社的な連絡事項や通知を、コピーを配らずに効率的に周知すること / 回覧板は、全社的な連絡事項・通知等を、各自にコピーを配布することなく、関係者に順番に回覧することで効率的に周知するために用いられる社内の情報伝達手段である。
問20. 会議で使用する資料を人数分準備する際の留意点として最も適切なものはどれか。
- A. 出席予定者数に加え、予備を若干数用意しておく
- B. 資料は出席予定者数ぴったりに準備し予備は一切用意しない
- C. 資料の準備は会議当日に急いで行えば十分である
- D. 会議資料は出席者の希望を確認せず一律に配布形式を決めればよい
正解: A. 出席予定者数に加え、予備を若干数用意しておく / 会議資料は、当日の急な出席者の増加や資料の汚損等に備え、出席予定者数に加えて予備を若干数用意しておくことが望ましいとされる、実務上の配慮である。
問21. 「未処理文書」と「処理済み文書」を分けて管理する目的として最も適切なものはどれか。
- A. 処理が必要な文書を見落とさず、確実に対応できるようにするため
- B. 未処理文書と処理済み文書を分ける必要は一切ない
- C. 処理済み文書は全て即座に廃棄すべきものである
- D. 未処理文書は永久に保存し続けなければならない
正解: A. 処理が必要な文書を見落とさず、確実に対応できるようにするため / 未処理文書と処理済み文書を明確に分けて管理することで、対応が必要な文書を見落とすことなく、確実に処理を進めることができ、業務の抜け漏れを防止する効果がある。
問22. ビジネス文書における「別記」の使い方として最も適切なものはどれか。
- A. 本文中で伝えきれない詳細事項を、本文とは別に箇条書き等でまとめて示すこと
- B. 別記は本文より先に必ず記載しなければならない部分である
- C. 別記は文書のタイトルを指す用語である
- D. 別記は宛名を記載する部分を指す用語である
正解: A. 本文中で伝えきれない詳細事項を、本文とは別に箇条書き等でまとめて示すこと / 別記(記書き)は、本文中で伝えきれない日時・場所・持ち物等の詳細事項を、本文とは別に「記」以下に箇条書き等で整理して示す部分であり、文書を分かりやすく整理するための工夫である。
問23. 「現金書留」の説明として最も適切なものはどれか。
- A. 現金を送付するための専用封筒を用いた書留郵便であり、通常の封筒に現金を入れて送ることはできない
- B. 現金書留は現金以外の一般書類のみを送付するためのサービスである
- C. 現金書留を使わなくても普通郵便で現金を自由に送付できる
- D. 現金書留には金額の上限が一切設定されていない
正解: A. 現金を送付するための専用封筒を用いた書留郵便であり、通常の封筒に現金を入れて送ることはできない / 現金を郵送する場合は、現金書留専用封筒を用いた現金書留を利用する必要があり、普通郵便物や通常の封筒に現金を直接入れて送付することは郵便法上認められていない。
問24. 会議終了後に秘書が行うべき事後処理として最も適切なものはどれか。
- A. 議事録の作成・関係者への共有、会議室の後片付け
- B. 会議終了後は秘書が行うべき業務は一切存在しない
- C. 議事録は会議終了から1か月以上経ってから作成すればよい
- D. 会議室の後片付けは秘書の業務範囲には含まれない
正解: A. 議事録の作成・関係者への共有、会議室の後片付け / 会議終了後、秘書は議事録の作成・関係者への共有、会議で使用した会議室の後片付けや備品の返却などの事後処理を行うことが一般的な業務範囲とされる。
問25. 円グラフを用いて示すのに最も適したデータの例として最も適切なものはどれか。
- A. ある年度の売上高全体に占める各事業部門の構成比率
- B. 5年間の毎月の気温の推移
- C. 10種類の商品の在庫数の単純な比較
- D. 本社と支社の従業員数の推移の比較
正解: A. ある年度の売上高全体に占める各事業部門の構成比率 / 円グラフは全体(100%)に対する各項目の構成比率を視覚的に示すのに適したグラフであり、「ある年度の売上高全体に占める各事業部門の構成比率」のようなデータの表現に適している。
問26. 折れ線グラフを用いて示すのに最も適したデータの例として最も適切なものはどれか。
- A. 過去5年間の売上高の年ごとの推移
- B. ある1年間の全体売上高に占める部門ごとの構成比率
- C. 特定の1日のみの1回限りの数値
- D. アンケートの選択肢ごとの単純な人数比較
正解: A. 過去5年間の売上高の年ごとの推移 / 折れ線グラフは時間の経過に伴う数値の変化・推移を示すのに適したグラフであり、「過去5年間の売上高の年ごとの推移」のような時系列データの表現に適している。
問27. 文書に押す「社印(会社印)」と「上司の役職印」の一般的な使い分けとして最も適切なものはどれか。
- A. 文書の性質・重要度に応じて、契約書等の対外的な重要文書には社印、上司個人の意思を示す文書には役職印を用いる等の使い分けがされる
- B. 社印と役職印はどのような文書にも全く同じ意味で使われる
- C. 社印は個人宛の私信にのみ使用する印鑑である
- D. 役職印は会社の登記手続にのみ使用される印鑑である
正解: A. 文書の性質・重要度に応じて、契約書等の対外的な重要文書には社印、上司個人の意思を示す文書には役職印を用いる等の使い分けがされる / 社印(会社実印・角印等)と上司個人の役職印は、それぞれ用いられる場面が異なり、契約書等の会社を代表する重要な対外文書には社印、上司個人の判断・決裁を示す社内文書等には役職印を用いるなど、文書の性質に応じた使い分けが実務上行われる。
問28. 重要書類の保存期間を管理する目的として最も適切なものはどれか。
- A. 法令等で定められた保存義務を遵守しつつ、不要になった書類を適切なタイミングで廃棄するため
- B. 書類はいかなる場合も永久に保存し続けなければならないため
- C. 保存期間の管理は秘書業務には一切関係がないため
- D. 保存期間を超えた書類は廃棄せずそのまま放置してよいため
正解: A. 法令等で定められた保存義務を遵守しつつ、不要になった書類を適切なタイミングで廃棄するため / 重要書類(契約書・会計帳簿等)には、法令等で定められた保存義務期間があるものも多く、これを遵守しつつ、保存期間を過ぎて不要になった書類は情報漏えい防止の観点からも適切なタイミングで廃棄することが求められる。
問29. 文書のタイトル(表題)を付ける際の心がけとして最も適切なものはどれか。
- A. 文書の内容が一目で分かるよう、簡潔で具体的なタイトルを付ける
- B. タイトルは本文と全く関係のない言葉を付けてもよい
- C. タイトルは長ければ長いほど良いとされる
- D. タイトルは文書作成後、最後まで一切考えなくてよい
正解: A. 文書の内容が一目で分かるよう、簡潔で具体的なタイトルを付ける / 文書のタイトル(表題)は、受け取った相手が内容を一目で把握できるよう、簡潔かつ具体的に、文書の内容を的確に表す言葉を付けることが望ましいとされる。
問30. 「内容証明郵便」の説明として最も適切なものはどれか。
- A. いつ、いかなる内容の文書を誰から誰宛に差し出したかを、郵便局が証明してくれる郵便
- B. 内容証明郵便は郵便物の中身の真実性を保証するものである
- C. 内容証明郵便を送ると裁判に勝訴することが確定する
- D. 内容証明郵便は普通郵便と全く同じ料金で利用できる
正解: A. いつ、いかなる内容の文書を誰から誰宛に差し出したかを、郵便局が証明してくれる郵便 / 内容証明郵便は、いつ、いかなる内容の文書を、誰から誰宛に差し出したかを、郵便局(日本郵便)が公的に証明してくれる郵便であり、後日の証拠として重要な文書(催告書等)の送付に利用される。
問31. 文書の「頭語」を省略できる場合として最も適切なものはどれか。
- A. 社内文書や、儀礼的な体裁を重視しない簡易な連絡文書等
- B. 社外への正式な儀礼文書では常に頭語を省略すべきである
- C. 頭語はいかなる文書でも省略が一切認められない
- D. 頭語を省略すると文書の効力自体が無効になる
正解: A. 社内文書や、儀礼的な体裁を重視しない簡易な連絡文書等 / 頭語・時候の挨拶等の儀礼的な要素は、社内文書や、簡易な連絡文書、あるいは「前略」を用いる急ぎの手紙などでは省略されることが多く、社外への正式な儀礼文書ではしっかりと記載するのが一般的である。
問32. 上司が過去に使用した資料をすぐに探し出せるよう整理しておく意義として最も適切なものはどれか。
- A. 上司が必要な際に迅速に資料を活用でき、業務効率の向上につながる
- B. 資料の整理は上司の業務効率とは全く無関係である
- C. 資料は整理せず乱雑に積み上げておく方が効率的である
- D. 資料整理は秘書ではなく上司自身が全て行うべき業務である
正解: A. 上司が必要な際に迅速に資料を活用でき、業務効率の向上につながる / 秘書が資料を体系的に整理しておくことで、上司が必要なときに迅速に過去の資料を探し出し活用できるようになり、業務全体の効率向上に大きく寄与する。
問33. 文書における「以上」の使い方として最も適切なものはどれか。
- A. 記書き(箇条書き)の末尾に記載し、そこで内容が終わることを示す
- B. 「以上」は文書の冒頭に必ず記載しなければならない言葉である
- C. 「以上」は本文が長い場合にのみ使用が許される言葉である
- D. 「以上」を記載すると文書の効力が消滅する
正解: A. 記書き(箇条書き)の末尾に記載し、そこで内容が終わることを示す / 「以上」は、主に記書き(箇条書きの部分)の末尾に記載し、それ以上記載する事項がないこと、そこで内容が完結することを示す言葉として用いられる。
問34. 上司の予定変更が生じた際、秘書が速やかに行うべき対応として最も適切なものはどれか。
- A. 関係する出席者や相手先への連絡・調整を速やかに行う
- B. 予定変更は上司のみが把握していればよく他者への連絡は一切不要である
- C. 予定変更があっても既存の予定表は一切修正しなくてよい
- D. 予定変更の連絡は数日後にまとめて行えばよい
正解: A. 関係する出席者や相手先への連絡・調整を速やかに行う / 上司の予定に変更が生じた場合、秘書は関係する出席者や取引先等の相手先へ速やかに連絡・調整を行い、予定表の修正も合わせて行うことで、混乱やトラブルを防ぐ必要がある。
問35. 「簡易書留」の特徴として最も適切なものはどれか。
- A. 一般書留より料金が安く、損害賠償の上限額も低めに設定された書留サービス
- B. 簡易書留は書留サービスの中で最も高額な料金設定である
- C. 簡易書留には引受け・配達の記録が一切残らない
- D. 簡易書留は現金の送付に用いる専用サービスである
正解: A. 一般書留より料金が安く、損害賠償の上限額も低めに設定された書留サービス / 簡易書留は、一般書留に比べて料金が安く設定されている一方、損害賠償の上限額も低めに設定された書留サービスであり、重要度がそれほど高くない書類の送付等に利用される。
問36. 案内状に「返信用はがき」を同封する目的として最も適切なものはどれか。
- A. 出席・欠席の意向を相手が簡単に返答できるようにするため
- B. 返信用はがきは相手に金銭的な負担を強いるために同封するものである
- C. 返信用はがきの同封には特段の意味はない
- D. 返信用はがきは必ず有料で提供しなければならない
正解: A. 出席・欠席の意向を相手が簡単に返答できるようにするため / 会合や式典等の案内状に返信用はがき(切手を貼付し宛先を記入済みのもの)を同封することで、相手が出席・欠席の意向を簡単かつ確実に返答できるようにする配慮がされている。
問37. 「持ち出しファイル」を管理する際の留意点として最も適切なものはどれか。
- A. 誰が、いつ、どの書類を持ち出したかを記録し、返却漏れを防ぐ
- B. 持ち出しファイルは記録を一切残さず自由に持ち出してよい
- C. 持ち出しファイルの管理は秘書業務には一切関係がない
- D. 持ち出されたファイルは二度と元の場所には戻さなくてよい
正解: A. 誰が、いつ、どの書類を持ち出したかを記録し、返却漏れを防ぐ / 重要書類等をファイルから持ち出す場合、誰が・いつ・どの書類を持ち出したかを台帳等に記録しておくことで、返却漏れや紛失を防ぎ、必要なときにすぐに所在を確認できるようにする管理が重要である。
問38. 棒グラフを用いて示すのに最も適したデータの例として最も適切なものはどれか。
- A. 複数の支店の今月の売上高の比較
- B. 1つの会社の10年間にわたる継続的な売上高の推移
- C. 1つの項目のみの全体に対する構成比率
- D. 1つの数値のみを示す単発のデータ
正解: A. 複数の支店の今月の売上高の比較 / 棒グラフは、複数の項目間の数量の大小を比較するのに適したグラフであり、「複数の支店の今月の売上高の比較」のようなデータを視覚的に分かりやすく示すのに向いている。
問39. 社内文書の「稟議書」の一般的な構成として最も適切なものはどれか。
- A. 件名、起案理由、内容の詳細、関係部署の承認欄(押印欄)
- B. 稟議書には承認欄を一切設けてはならない
- C. 稟議書は口頭でのみ運用され書面化されることはない
- D. 稟議書には件名を記載する必要は一切ない
正解: A. 件名、起案理由、内容の詳細、関係部署の承認欄(押印欄) / 稟議書は、一般的に件名・起案理由・内容の詳細に加え、関係する部署・役職者の承認(押印)を得るための承認欄を設けて構成される社内文書であり、決裁プロセスの記録としても機能する。
問40. 秘書検定でいう「技能」の領域が扱う内容として最も適切なものはどれか。
- A. 文書作成・ファイリング・会議準備・日程管理・郵便の知識など、実務的なスキル全般
- B. 技能領域は秘書の性格・人柄のみを評価する領域である
- C. 技能領域はマナー・接遇と全く同一の内容を扱う領域である
- D. 技能領域は経営組織に関する知識のみを扱う領域である
正解: A. 文書作成・ファイリング・会議準備・日程管理・郵便の知識など、実務的なスキル全般 / 秘書検定における「技能」の領域は、文書作成、ファイリング、会議準備、日程管理、郵便の知識、資料整理といった、秘書業務を遂行するうえで必要な実務的スキル全般を扱う分野である。