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秘書検定3級 マナー・接遇

40問 / トルカ(https://toruca.app)

  1. 1. 職場での良好な人間関係を築くための基本的な心がけとして最も適切なものはどれか。

    • A. 相手の立場を尊重し、あいさつや感謝の言葉を欠かさない
    • B. 自分の意見のみを常に一方的に主張する
    • C. 同僚とは業務上の会話も一切しない方がよい
    • D. 上司にのみ丁寧に接し、他の同僚には配慮しなくてよい

    正解: A. 相手の立場を尊重し、あいさつや感謝の言葉を欠かさない職場での良好な人間関係を築くためには、相手の立場を尊重する姿勢に加え、あいさつや「ありがとうございます」等の感謝の言葉を欠かさないことが基本的な心がけとされる。

  2. 2. ビジネスの場で人を紹介する際、一般的なマナーとして最初に紹介すべき順序として最も適切なものはどれか。

    • A. 地位の低い人(または身内側)を先に、地位の高い人(または相手側)に紹介する
    • B. 地位の高い人を必ず先に紹介する
    • C. 紹介の順序に決まったマナーは一切存在しない
    • D. 年齢の若い順に紹介すればよく地位は考慮しない

    正解: A. 地位の低い人(または身内側)を先に、地位の高い人(または相手側)に紹介するビジネスの場での紹介は、一般に地位の低い人(または自社側の人)を先に、地位の高い人(または相手側の人)に対して紹介するのが基本的なマナーとされる。

  3. 3. お辞儀の種類と主な使用場面を対応させよ。

    • 会釈(15度程度) ー (     )
    • 敬礼(30度程度) ー (     )
    • 最敬礼(45度程度) ー (     )

    正解: 会釈(15度程度)→廊下ですれ違う際の軽いあいさつ、敬礼(30度程度)→来客への一般的なあいさつ、最敬礼(45度程度)→深い感謝やお詫びを伝える場面お辞儀には角度に応じて会釈(約15度)・敬礼(約30度)・最敬礼(約45度)があり、場面に応じて使い分けることがビジネスマナーの基本とされる。

  4. 4. 応接室における一般的な席次の考え方として最も適切なものはどれか。

    • A. 出入口から最も遠い席が上座、出入口に近い席が下座とされる
    • B. 出入口に最も近い席が常に上座とされる
    • C. 応接室に上座・下座という概念は存在しない
    • D. 上座・下座は椅子の高さのみで決まる

    正解: A. 出入口から最も遠い席が上座、出入口に近い席が下座とされる応接室における一般的な席次の考え方では、出入口から最も遠い、落ち着いて座れる席が「上座」とされ、来客や目上の人に案内し、出入口に近い席(下座)に自社側が座るのが基本的なマナーである。

  5. 5. エレベーターにおける一般的な席次(上座)の考え方として最も適切なものはどれか。

    • A. 操作盤から最も遠い奥の位置が上座とされることが多い
    • B. 操作盤の前が常に上座とされる
    • C. エレベーターには席次という考え方は一切存在しない
    • D. エレベーターの上座は乗る人数によって毎回全く異なるルールが適用される

    正解: A. 操作盤から最も遠い奥の位置が上座とされることが多いエレベーター内の一般的な席次の考え方では、操作盤(ボタン)から最も遠い奥の位置が上座とされ、案内する側は操作盤の前(下座)に立ち、開閉ボタンを操作するのが基本的なマナーとされる。

  6. 6. 自動車における一般的な席次(上座)の考え方として最も適切なものはどれか。

    • A. 運転手つきの場合、後部座席の運転席の斜め後ろが最も上座とされることが多い
    • B. 自動車を運転する本人の隣の助手席が常に最も上座とされる
    • C. 自動車には席次という考え方は一切存在しない
    • D. 後部座席の中央が常に最も上座とされる

    正解: A. 運転手つきの場合、後部座席の運転席の斜め後ろが最も上座とされることが多い運転手つきの自動車における一般的な席次の考え方では、後部座席の運転席の斜め後ろの席が最も上座とされ、次いで後部座席の運転席側後ろ、後部座席中央、助手席の順に格が下がるとされることが多い(ただし自ら運転する場合は助手席が上座になる等、状況により異なる)。

  7. 7. 来客にお茶を出す際の基本的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. 来客の右後ろから、「失礼いたします」と声をかけて静かに置く
    • B. 来客の正面から勢いよく差し出す
    • C. お茶を出す順序は来客の役職等にかかわらず適当でよい
    • D. お茶は来客の左手側に無言で置くのが正式なマナーである

    正解: A. 来客の右後ろから、「失礼いたします」と声をかけて静かに置く来客にお茶を出す際は、一般に来客の右後ろ側から「失礼いたします」等の声をかけながら、湯呑みの絵柄の向きなどにも配慮して静かに置くのが基本的なマナーとされ、複数名いる場合は上座の人から順に出す。

  8. 8. 電話をかける際の基本的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. 自分の会社名・氏名を名乗り、相手の都合を確認したうえで用件を伝える
    • B. 電話をかける際は自分の名前を名乗る必要は一切ない
    • C. 相手の都合を確認せずいきなり長時間の用件を話し始めてよい
    • D. 電話は始業直後や終業間際など相手の都合を考慮せず自由な時間にかけてよい

    正解: A. 自分の会社名・氏名を名乗り、相手の都合を確認したうえで用件を伝える電話をかける際は、まず自分の会社名・氏名を名乗り、相手の都合(今話せる状況かどうか)を確認したうえで用件を伝えるのが基本的なマナーであり、始業直後や昼休み、終業間際等の時間帯を避ける配慮も望ましいとされる。

  9. 9. 電話を受ける際、社名を名乗るタイミングとして最も適切なものはどれか。

    • A. 呼び出し音が鳴ったらできるだけ早く受話器を取り、まず自社の社名を名乗る
    • B. 電話を受けたら相手が名乗るまで一切こちらからは話さない
    • C. 社名は電話の最後にのみ名乗ればよい
    • D. 社名を名乗るタイミングに決まったマナーは存在しない

    正解: A. 呼び出し音が鳴ったらできるだけ早く受話器を取り、まず自社の社名を名乗る電話を受ける際は、できるだけ早く(一般に3コール以内が目安とされる)受話器を取り、まず「はい、〇〇株式会社でございます」のように自社の社名を名乗るのが基本的な電話応対マナーである。

  10. 10. 電話で伝言を承る際に確認すべき基本的な事項として最も適切なものはどれか。

    • A. 相手の氏名・連絡先、用件の内容、折り返しの要否等を確認し、正確に記録する
    • B. 伝言内容は記録せず記憶のみで対応すればよい
    • C. 相手の氏名は確認せず用件のみ聞けばよい
    • D. 伝言を承る際は復唱による確認は不要である

    正解: A. 相手の氏名・連絡先、用件の内容、折り返しの要否等を確認し、正確に記録する電話で伝言を承る際は、相手の氏名・所属・連絡先、用件の内容、折り返しの要否等を正確に確認・記録し、聞き間違いを防ぐため要点を復唱して確認することが基本的なマナーとされる。

  11. 11. 取引先を訪問する際の基本的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. 事前にアポイントメント(約束)を取り、訪問先の受付では会社名・氏名・用件を明確に伝える
    • B. 訪問は事前の約束なく突然行うのが望ましいマナーである
    • C. 受付では会社名を名乗る必要は一切ない
    • D. 訪問時刻は約束の時刻より大幅に早く到着するのが望ましいマナーである

    正解: A. 事前にアポイントメント(約束)を取り、訪問先の受付では会社名・氏名・用件を明確に伝える取引先訪問の基本マナーは、事前にアポイントメントを取り、訪問先の受付では自社名・氏名・訪問先の担当者名・用件を明確に伝えることであり、訪問時刻は約束の時刻の少し前(5分前後)に到着するのが望ましいとされる。

  12. 12. 取引先を訪問する際のコートの扱いに関する一般的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. 建物に入る前にコートを脱ぐのが一般的なマナーとされる
    • B. コートは建物内でも脱がずに着用したままでよい
    • C. コートの扱いに関するマナーは一切存在しない
    • D. コートは応接室に入ってから初めて脱ぐのがマナーとされる

    正解: A. 建物に入る前にコートを脱ぐのが一般的なマナーとされる取引先訪問時のコートは、建物のエントランスに入る前(屋外)で脱ぎ、腕にかけて持つのが一般的なビジネスマナーとされている。

  13. 13. ビジネス文書における「頭語」と「結語」の組み合わせとして最も適切なものはどれか。

    • A. 「拝啓」で始めた場合は「敬具」で結ぶ
    • B. 「拝啓」で始めた場合は「草々」で結ぶのが正式である
    • C. 頭語と結語の組み合わせに決まりは一切存在しない
    • D. 「前略」で始めた場合は時候の挨拶を続けて書くのが正式である

    正解: A. 「拝啓」で始めた場合は「敬具」で結ぶビジネス文書・手紙では、頭語と結語には対応する組み合わせがあり、一般的な「拝啓」で始めた場合は「敬具」で結ぶのが基本とされる(「前略」で始めた場合は「草々」で結び、時候の挨拶は省略するのが一般的)。

  14. 14. 「前略」を用いる手紙の特徴として最も適切なものはどれか。

    • A. 時候の挨拶等を省略し、急いで用件を伝えたい場合に用いられる
    • B. 前略は最も丁寧で儀礼的な手紙にのみ用いられる頭語である
    • C. 前略を用いた場合は必ず「敬具」で結ばなければならない
    • D. 前略は目上の人への正式な手紙にのみ用いるべき頭語である

    正解: A. 時候の挨拶等を省略し、急いで用件を伝えたい場合に用いられる「前略」は「前置きを省略します」という意味の頭語であり、時候の挨拶等の前置きを省いて、急いで用件を伝えたい場合に用いられる。結語は「草々」を用いるのが一般的であり、目上の人への正式な手紙にはあまり使われない。

  15. 15. ビジネスの場での話し方として適切なものはどれか。

    • A. 結論を明確にし、簡潔で分かりやすい言葉を使う
    • B. 専門用語や難解な表現を多用して知識をひけらかす
    • C. 結論を後回しにし、細部から順に長々と話す
    • D. 相手の理解度を確認せず一方的に話し続ける

    正解: A. 結論を明確にし、簡潔で分かりやすい言葉を使うビジネスの場での話し方は、結論を明確にし、簡潔で分かりやすい言葉を用いることが基本とされ、相手の理解度を確認しながら話を進める配慮も重要である。

  16. 16. 「クッション言葉」の使用例として最も適切なものはどれか。

    • A. 「恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか」のように依頼の前に添える言葉
    • B. クッション言葉は相手を突き放す際にのみ使う言葉である
    • C. クッション言葉は敬語とは全く関係のない言葉遣いである
    • D. クッション言葉を使うとかえって失礼にあたる

    正解: A. 「恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか」のように依頼の前に添える言葉クッション言葉は、「恐れ入りますが」「差し支えなければ」のように、依頼・断り・反論などの前に添えることで、相手に与える印象を和らげる言葉であり、ビジネスの場での円滑なコミュニケーションに役立つ。

  17. 17. 来客を案内する際、廊下を歩く位置に関する一般的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. 来客より少し前を、来客に体を向けながら歩き、方向を示す
    • B. 来客の真後ろにぴったりとついて歩く
    • C. 来客より大きく先を歩き、来客を見失っても構わない
    • D. 廊下の歩く位置には決まったマナーは存在しない

    正解: A. 来客より少し前を、来客に体を向けながら歩き、方向を示す来客を案内する際は、案内する側が来客より少し前の位置を、時々振り返りながら歩き、進む方向を手で示すなどして誘導するのが基本的なマナーとされる。

  18. 18. 来客を見送る際の基本的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. エレベーターの前や玄関まで見送り、来客が完全に見えなくなるまで一礼して待つ
    • B. 来客を見送る必要は一切なく、応接室で別れれば十分である
    • C. 見送りの際、来客より先に背を向けて立ち去る
    • D. 見送りは来客の役職にかかわらず全て省略してよい

    正解: A. エレベーターの前や玄関まで見送り、来客が完全に見えなくなるまで一礼して待つ来客を見送る際は、来客の重要度や状況に応じてエレベーター前や玄関まで見送り、姿が見えなくなるまで一礼して待つなど、丁寧な対応が基本的なビジネスマナーとされる。

  19. 19. 名刺を渡す際の基本的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. 相手が読みやすい向きにして、両手で胸の高さで差し出す
    • B. 名刺は片手で無造作に投げるように渡してよい
    • C. 名刺は相手が読めない向きのまま渡すのが正式なマナーである
    • D. 名刺交換の際は無言で渡すのがマナーである

    正解: A. 相手が読みやすい向きにして、両手で胸の高さで差し出す名刺を渡す際は、相手が文字を読みやすい向きにして、両手で胸の高さ程度に差し出し、「〇〇会社の〇〇と申します」などと名乗りながら渡すのが基本的なマナーとされる。

  20. 20. 結婚祝いの祝儀袋を選ぶ際の一般的な注意点として最も適切なものはどれか。

    • A. 結び切りの水引の祝儀袋を選ぶのが一般的である
    • B. 結婚祝いには必ず蝶結びの水引を用いるのがマナーである
    • C. 水引の種類は結婚祝いには全く関係がない
    • D. 結婚祝いには不祝儀用の白黒の水引を用いるのが正式である

    正解: A. 結び切りの水引の祝儀袋を選ぶのが一般的である結婚祝いは「一度きりであってほしい」祝い事であるため、一度結ぶと簡単にほどけない「結び切り」(または「あわじ結び」)の水引の祝儀袋を選ぶのが一般的なマナーとされる。

  21. 21. 香典(こうでん)を包む際の一般的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. 不祝儀袋(香典袋)に新札を避けて包むのが一般的とされる
    • B. 香典には必ず新札を使用しなければならない
    • C. 香典袋には慶事用の華やかな水引を用いるのが正式なマナーである
    • D. 香典の金額に関する一般的な配慮は一切不要である

    正解: A. 不祝儀袋(香典袋)に新札を避けて包むのが一般的とされる香典(弔事の際に贈る金品)は、あらかじめ準備していたような印象を避けるため、新札を避けて包むのが一般的なマナーとされる(新札しかない場合は一度折り目をつけてから包む等の配慮がされる)。

  22. 22. ビジネスシーンにおける服装(身だしなみ)の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。

    • A. 清潔感があり、TPO(時・場所・場合)に応じた適切な服装を心がける
    • B. 服装は個人の完全な自由でありビジネスシーンでの配慮は一切不要である
    • C. 常に最も高価なブランド品を身につけるべきである
    • D. 服装のマナーは男性のみに求められるものである

    正解: A. 清潔感があり、TPO(時・場所・場合)に応じた適切な服装を心がけるビジネスシーンにおける服装の基本は、清潔感を保ち、TPO(時・場所・場合)に応じた適切な服装を心がけることであり、性別を問わず、来客や取引先に不快感・違和感を与えない配慮が求められる。

  23. 23. 上司や来客との会話で避けるべき話題として最も適切なものはどれか。

    • A. 宗教・政治・特定個人のプライバシーに関する話題
    • B. 季節の話題や天候に関する当たり障りのない話題
    • C. 業界の一般的な動向に関する話題
    • D. 共通の趣味に関する話題

    正解: A. 宗教・政治・特定個人のプライバシーに関する話題ビジネスの場での雑談・会話においては、宗教・政治的な意見の対立を招きやすい話題や、特定個人のプライバシーに深く踏み込む話題は避け、季節・天候・業界動向等の当たり障りのない話題を選ぶ配慮が一般的なマナーとされる。

  24. 24. 接待の席で秘書(または担当者)が留意すべき基本的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. 席次に配慮し、上座に接待先の来客を案内する
    • B. 接待の席では席次を一切考慮する必要がない
    • C. 接待の主目的が食事であれば会話の内容は一切気にしなくてよい
    • D. 接待では自社側が必ず上座に座るべきである

    正解: A. 席次に配慮し、上座に接待先の来客を案内する接待の席においても、応接室等と同様に席次への配慮が求められ、接待先の来客(お客様)を上座に案内し、自社側が下座に座るのが一般的なマナーとされる。

  25. 25. 季節の挨拶状である「暑中見舞い」を送る一般的な時期として最も適切なものはどれか。

    • A. 夏の暑い時期(梅雨明けから立秋前まで)
    • B. 暑中見舞いは年始に送るのが正式である
    • C. 暑中見舞いは真冬にのみ送る挨拶状である
    • D. 暑中見舞いを送る時期に決まりは一切存在しない

    正解: A. 夏の暑い時期(梅雨明けから立秋前まで)暑中見舞いは、夏の暑い時期(一般に梅雨明けから立秋前まで)に、日頃お世話になっている方の健康を気遣って送る季節の挨拶状であり、立秋を過ぎると「残暑見舞い」に呼び名が変わる。

  26. 26. 電話で相手の声が聞き取りにくい場合の対応として最も適切なものはどれか。

    • A. 丁寧に「恐れ入りますが、お電話が少し遠いようです」等と伝え、聞き直す
    • B. 聞き取れなくても分かったふりをして対応する
    • C. 相手に一切確認せず電話を切ってしまう
    • D. 大声で怒鳴るように話して相手に不快感を与える

    正解: A. 丁寧に「恐れ入りますが、お電話が少し遠いようです」等と伝え、聞き直す電話で相手の声が聞き取りにくい場合、分かったふりをせず、クッション言葉を使いながら「恐れ入りますが、お電話が少し遠いようですので、もう一度お願いできますでしょうか」等、丁寧に聞き直すことが誠実な対応とされる。

  27. 27. 訪問先で長時間待たされた場合の対応として最も適切なものはどれか。

    • A. 落ち着いて静かに待ち、不満な様子を表に出さないようにする
    • B. 待たされたことに大声で不満を述べる
    • C. 許可なく他の部屋を勝手に見て回る
    • D. 待たされたら一切の連絡もせずすぐに帰ってしまう

    正解: A. 落ち着いて静かに待ち、不満な様子を表に出さないようにする訪問先で待たされた場合でも、落ち着いて静かに待ち、不満な様子を表に出さないようにするのがビジネスマナーとされる。長時間になる場合は、丁寧に状況を確認することも許容される。

  28. 28. ビジネス文書における「時下」の使い方として最も適切なものはどれか。

    • A. 「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」のように、時候の挨拶を簡略化して使う表現
    • B. 「時下」は季節を問わず使えない特定の季節限定の言葉である
    • C. 「時下」は結語として使う言葉である
    • D. 「時下」は弔事の手紙にのみ使う言葉である

    正解: A. 「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」のように、時候の挨拶を簡略化して使う表現「時下」は「このごろ」という意味を持つ言葉で、季節を問わずいつでも使える時候の挨拶の簡略表現として、「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」のような形でビジネス文書に用いられる。

  29. 29. 上司が外出中に、上司宛の電話を取り次げない場合の対応として最も適切なものはどれか。

    • A. 上司の不在を丁寧に伝え、必要に応じて戻る時間の目安や折り返しの対応を案内する
    • B. 上司の外出先や個人的な予定を全て詳細に伝える
    • C. 上司が不在であることを一切伝えず電話を保留にし続ける
    • D. 上司の携帯電話番号を確認なく相手にそのまま教える

    正解: A. 上司の不在を丁寧に伝え、必要に応じて戻る時間の目安や折り返しの対応を案内する上司が外出中で電話を取り次げない場合、上司の不在を丁寧に伝えつつ、差し支えない範囲で戻る時間の目安を案内し、伝言を承る、または折り返しの対応を提案するなどの配慮が求められる。上司の詳細な外出先や個人的な予定を無条件に伝えることは避けるべきである。

  30. 30. 自社の上司と取引先の担当者を互いに紹介する際、最初に紹介すべき相手として最も適切なものはどれか。

    • A. まず自社の上司を取引先の担当者に紹介する
    • B. まず取引先の担当者を自社の上司に紹介する
    • C. 紹介の順序はどちらでも全く問題ない
    • D. 紹介は年齢順にのみ従うべきである

    正解: A. まず自社の上司を取引先の担当者に紹介する自社の人間と社外(取引先)の人間を紹介する場合、一般に自社側(身内)を先に相手(社外)に紹介するのが基本的なマナーとされる。

  31. 31. エレベーターに来客を案内する際の基本的なマナーとして最も適切なものはどれか。

    • A. 案内する側が先に乗り込んで操作盤の前に立ち、来客に「開」ボタンを押しながら乗ってもらう
    • B. 案内する側は決して先に乗り込んではならない
    • C. エレベーター内での立ち位置に決まったマナーは存在しない
    • D. エレベーターの操作は来客自身に行わせるのがマナーである

    正解: A. 案内する側が先に乗り込んで操作盤の前に立ち、来客に「開」ボタンを押しながら乗ってもらうエレベーターに来客を案内する際は、無人の場合は案内する側が先に乗り込んで操作盤の前(操作担当)に立ち、「開」ボタンを押しながら来客に乗ってもらい、降りる際は来客を先に降ろすのが基本的なマナーとされる。

  32. 32. ビジネス文書の「敬具」の後に続けて書く内容として最も適切なものはどれか。

    • A. 日付、宛名、差出人名等
    • B. 本文の主要な用件をここで初めて書き始める
    • C. 敬具の後には一切何も書いてはならない
    • D. 時候の挨拶をここで書く

    正解: A. 日付、宛名、差出人名等ビジネス文書・手紙では、本文を「敬具」等の結語で締めくくった後、日付・宛名・差出人名等を記載する構成が一般的であり、本文(用件)は結語より前に記載する。

  33. 33. 取引先からのクレーム電話を受けた際の初期対応として最も適切なものはどれか。

    • A. まず相手の話を落ち着いて聞き、不快な思いをさせたことについてお詫びの言葉を述べる
    • B. 相手の話を最後まで聞かずに即座に反論する
    • C. クレームの内容にかかわらず全て無視してよい
    • D. クレーム電話は一切対応せず即座に電話を切ってよい

    正解: A. まず相手の話を落ち着いて聞き、不快な思いをさせたことについてお詫びの言葉を述べるクレーム電話を受けた際は、まず相手の話を落ち着いて最後まで聞き、事実関係の如何にかかわらず、不快な思いをさせたこと自体については丁寧にお詫びの言葉を述べることが初期対応の基本とされる。

  34. 34. 祝儀袋・不祝儀袋の表書きの基本として最も適切なものはどれか。

    • A. 慶事・弔事の目的に応じた適切な表書き(「御祝」「御霊前」等)を選ぶ
    • B. 表書きはどのような場合でも全く同じ言葉を使えばよい
    • C. 表書きは慶事・弔事のいずれにも一切書く必要がない
    • D. 表書きは金額の多寡のみによって決まる

    正解: A. 慶事・弔事の目的に応じた適切な表書き(「御祝」「御霊前」等)を選ぶ祝儀袋・不祝儀袋の表書きは、慶事(結婚祝いなら「寿」「御祝」等)・弔事(通夜・葬儀なら「御霊前」「御香典」等、宗教によって異なる場合もある)の目的に応じて適切な言葉を選ぶ必要がある。

  35. 35. 上司に報告する際、事実と推測(意見)を区別して伝えることが重要である理由として最も適切なものはどれか。

    • A. 上司が正確な状況を把握し、適切な判断を行えるようにするため
    • B. 事実と推測を区別しても上司の判断には何ら影響がないため
    • C. 推測を伝えることは秘書の業務範囲を超えるため一切禁止されているため
    • D. 事実のみを伝え、意見は絶対に述べてはならないというルールがあるため

    正解: A. 上司が正確な状況を把握し、適切な判断を行えるようにするため秘書が上司に報告する際、確認された事実と、自分自身の推測・意見を明確に区別して伝えることで、上司は正確な状況を把握したうえで、適切な判断を下すことができるようになる。

  36. 36. 複数の来客が一度に訪れた場合の対応として最も適切なものはどれか。

    • A. それぞれの来客の用件・アポイントメントの有無を確認し、優先順位をつけて対応する
    • B. 先に来た順に機械的に対応し、内容は一切確認しない
    • C. 複数の来客が来た場合は全員を無条件で後回しにする
    • D. 複数の来客への対応方法に特段の配慮は不要である

    正解: A. それぞれの来客の用件・アポイントメントの有無を確認し、優先順位をつけて対応する複数の来客が一度に訪れた場合、それぞれの来客の用件・アポイントメントの有無・緊急度等を確認したうえで、優先順位をつけて対応することが求められる。

  37. 37. 「拝復」を用いる場合の説明として最も適切なものはどれか。

    • A. 相手からの手紙に対する返信の手紙で使う頭語
    • B. 拝復は自ら初めて手紙を出す際に使う頭語である
    • C. 拝復は弔事の手紙にのみ使う頭語である
    • D. 拝復と拝啓は全く同じ場面で使われる頭語である

    正解: A. 相手からの手紙に対する返信の手紙で使う頭語「拝復」は「謹んでお返事申し上げます」という意味を持つ頭語であり、相手から受け取った手紙に対する返信の手紙で用いられる。自ら初めて手紙を出す場合は「拝啓」が一般的に用いられる。

  38. 38. 会議室に来客(社外の参加者)を招く際の一般的な席次の考え方として最も適切なものはどれか。

    • A. 出入口から最も遠い側を来客側の上座とすることが多い
    • B. 出入口に最も近い側を常に来客側の上座とする
    • C. 会議室には上座・下座という考え方は一切適用されない
    • D. 来客側と自社側の座る位置に特段の配慮は不要である

    正解: A. 出入口から最も遠い側を来客側の上座とすることが多い会議室での一般的な席次は、応接室と同様、出入口から最も遠い側が上座とされることが多く、来客(社外の参加者)側をこの上座に案内し、自社側は出入口に近い側(下座)に座るのが基本的な配慮とされる。

  39. 39. 国際電話や海外との連絡において特に配慮すべき事項として最も適切なものはどれか。

    • A. 時差を考慮し、相手先の現地時間帯に配慮して連絡する
    • B. 時差は一切考慮せず日本時間のみを基準に連絡してよい
    • C. 海外との連絡には言葉遣いへの配慮は一切不要である
    • D. 国際電話は必ず深夜にかけるのがマナーとされる

    正解: A. 時差を考慮し、相手先の現地時間帯に配慮して連絡する海外の取引先等と電話連絡をする際は、時差を考慮し、相手先の現地時間帯で非常識な時間帯(深夜等)を避けて連絡することへの配慮が求められる。

  40. 40. 秘書検定における「接遇」の考え方として最も適切なものはどれか。

    • A. 相手の立場に立ち、心のこもった応対をすることで良好な関係を築く技能
    • B. 接遇とは単に決められた手順を機械的に実行することのみを指す
    • C. 接遇は来客に対してのみ求められ、社内の同僚には全く不要な概念である
    • D. 接遇には言葉遣いや態度は一切関係しない

    正解: A. 相手の立場に立ち、心のこもった応対をすることで良好な関係を築く技能秘書検定における「接遇」は、単なる形式的な作法の実行にとどまらず、相手の立場に立ち、心のこもった応対をすることで信頼関係や良好な人間関係を築く技能として位置づけられている。