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3級 応用・補完テスト
全25問 / トルカ(https://toruca.app)
問1. 事務所の賃借契約のため、敷金(保証金)300,000円を現金で支払った。
借方候補: 差入保証金、支払家賃、前払費用、現金、保険料
貸方候補: 現金、差入保証金、支払家賃、普通預金、未払金正解: 借方「差入保証金」/ 貸方「現金」 / 敷金・保証金は将来戻ってくる権利→差入保証金(資産)。支払家賃(費用)とは別科目です。退去時に返金を受けたとき:(借)現金 /(貸)差入保証金。
問2. 差入保証金(敷金・保証金)はどの5分類に属するか?
- A. 費用
- B. 負債
- C. 資産
- D. 純資産
正解: C. 資産 / 差入保証金は「将来返還される預け金の権利」→資産(固定資産の投資その他の資産)。支払時に費用にならない点が重要です。
問3. 保有する受取手形200,000円を裏書して仕入先への買掛金の支払に充てた。
借方候補: 買掛金、受取手形、支払手形、売掛金、仕入
貸方候補: 受取手形、買掛金、支払手形、当座預金、現金正解: 借方「買掛金」/ 貸方「受取手形」 / 手形の裏書譲渡:受取手形(資産)を第三者に渡して、自分の債務(買掛金)の支払いに充てる。(借)買掛金 /(貸)受取手形。
問4. 受取手形300,000円を銀行で割り引き、割引料3,000円を差し引いた297,000円が当座預金に入金された。
借方候補: 当座預金、手形売却損、受取手形、支払利息、売掛金
貸方候補: 受取手形、当座預金、手形売却損、売上、支払利息正解: 借方「当座預金」/ 貸方「受取手形」 / (借)当座預金297,000・手形売却損3,000 /(貸)受取手形300,000。手形割引は資産(受取手形)を金融機関に売却する取引。割引料は「手形売却損(費用)」として計上。
問5. 手形の「裏書譲渡」と「割引」の違いはどれか?
- A. 裏書は第三者に手形を譲渡して債務支払に充て、割引は金融機関に売却して現金化する
- B. 裏書は現金化、割引は債務支払に使う
- C. どちらも同じ処理(受取手形の減少)
- D. 裏書は受取手形が増加、割引は現金が減少する
正解: A. 裏書は第三者に手形を譲渡して債務支払に充て、割引は金融機関に売却して現金化する / 裏書譲渡:受取手形を第三者(仕入先等)に渡して買掛金等の支払い→(借)買掛金 /(貸)受取手形。割引:受取手形を銀行に売却して現金化→(借)当座預金・手形売却損 /(貸)受取手形。
問6. 固定資産税50,000円を現金で納付した。
借方候補: 租税公課、法人税等、支払利息、現金、未払税金
貸方候補: 現金、租税公課、普通預金、未払税金、当座預金正解: 借方「租税公課」/ 貸方「現金」 / 固定資産税・自動車税・印紙代などは「租税公課(費用)」として処理します。法人税・住民税・事業税とは別科目です。
問7. 領収書に収入印紙200円を貼った(現金で購入)。
借方候補: 租税公課、通信費、消耗品費、仮払金、現金
貸方候補: 現金、租税公課、普通預金、未払金、通信費正解: 借方「租税公課」/ 貸方「現金」 / 収入印紙は税(印紙税)→租税公課(費用)。消耗品費や通信費ではありません。
問8. 前期に貸倒れ処理した売掛金30,000円が回収され、当座預金に入金された。
借方候補: 当座預金、売掛金、償却債権取立益、貸倒損失、受取手形
貸方候補: 償却債権取立益、当座預金、売掛金、貸倒引当金、雑益正解: 借方「当座預金」/ 貸方「償却債権取立益」 / 前期に貸倒れ処理した売掛金が回収された場合→(借)現金等 /(貸)償却債権取立益(収益)。当期に貸し倒れた売掛金の同一期内での一部回収は貸倒損失と相殺します。
問9. 給与から源泉所得税・住民税・社会保険料を控除して手取額を支払う場合、控除した税金等の勘定科目はどれか?
- A. 法定福利費(費用)
- B. 預り金(負債)
- C. 仮払金(資産)
- D. 租税公課(費用)
正解: B. 預り金(負債) / 給与から控除した源泉所得税・住民税・社会保険料(従業員負担分)は「預り金(負債)」で処理します。後日代わりに納付するまで預かっている状態です。
問10. 給与500,000円を支払い、うち源泉所得税30,000円・社会保険料20,000円を控除した450,000円を普通預金から振り込んだ。借方はどれか?
借方候補: 給料、普通預金、法定福利費、預り金、現金
貸方候補: 普通預金、給料、預り金、現金、法定福利費正解: 借方「給料」/ 貸方「普通預金」 / (借)給料500,000 /(貸)普通預金450,000・預り金(源泉)30,000・預り金(社保)20,000。設問は主要科目のみ確認。給料は総支給額全額が費用です。
問11. 出張のため仮払い50,000円に対し、実際の旅費は45,000円だった。差額5,000円を現金で受け取った。借方はどれか?
借方候補: 旅費交通費、仮払金、現金、出張費、未払金
貸方候補: 仮払金、旅費交通費、現金、未払金、普通預金正解: 借方「旅費交通費」/ 貸方「仮払金」 / (借)旅費交通費45,000・現金5,000 /(貸)仮払金50,000。仮払金(資産)を精算して旅費交通費(費用)に振り替え、余った分は現金(資産)で回収します。
問12. 「仮受金」はどのような場合に使うか?
- A. 内容が不明な受取金(後で適切な科目に振り替える)
- B. 将来受け取る予定の金額
- C. 前期の未収収益
- D. 外部に貸付けた金額
正解: A. 内容が不明な受取金(後で適切な科目に振り替える) / 仮受金(負債):内容不明で受け取った資金の一時処理科目。内容が判明したら適切な科目(売掛金・前受金・売上等)に振り替えます。仮払金は内容不明の支払いで同様の仮処理科目(資産)。
問13. 当座預金残高50,000円のとき、80,000円の小切手を振り出した。当座借越契約あり。借方はどれか?
借方候補: 買掛金、仕入、支払手形、売掛金、現金
貸方候補: 当座預金、当座借越、普通預金、借入金、現金正解: 借方「買掛金」/ 貸方「当座預金」 / (借)買掛金80,000 /(貸)当座預金50,000・当座借越30,000。当座預金残高を超えた30,000円が当座借越(負債)として計上されます。
問14. 「未収入金」と「売掛金」の違いはどれか?
- A. 金額の大小で使い分ける
- B. 売掛金は商品売買の未回収代金、未収入金は固定資産売却等の主な営業以外の未収代金
- C. どちらも同じ意味で使える
- D. 売掛金は負債、未収入金は資産
正解: B. 売掛金は商品売買の未回収代金、未収入金は固定資産売却等の主な営業以外の未収代金 / 売掛金:主な営業活動(商品販売等)の掛け売りによる未回収代金。未収入金:本業以外の取引(固定資産売却・保険金未回収等)の未収代金。どちらも資産ですが、主な営業かどうかで区分します。
問15. 不要になった備品200,000円(帳簿価額)を250,000円で売却し、代金は後日受け取ることにした。
借方候補: 未収入金、売掛金、現金、固定資産売却益、備品
貸方候補: 備品、未収入金、現金、売掛金、固定資産売却損正解: 借方「未収入金」/ 貸方「備品」 / (借)未収入金250,000 /(貸)備品200,000・固定資産売却益50,000。主な営業外の売却→「未収入金(資産)」。商品の掛け売りは売掛金ですが、備品の売却は未収入金を使います。
問16. 株主総会で配当金500,000円を決議し、翌月に当座預金から支払った。支払時の仕訳の借方はどれか?
借方候補: 未払配当金、繰越利益剰余金、資本金、現金、剰余金
貸方候補: 当座預金、未払配当金、現金、繰越利益剰余金、普通預金正解: 借方「未払配当金」/ 貸方「当座預金」 / 配当決議時:(借)繰越利益剰余金 /(貸)未払配当金。支払時:(借)未払配当金 /(貸)当座預金。
問17. 建設仮勘定とはどのような場合に使うか?
- A. 土地を購入したとき
- B. 建物を建設中(完成前)の前払い分や工事代金の仮計上
- C. 仮設の倉庫を借りたとき
- D. 建物の修繕費を計上するとき
正解: B. 建物を建設中(完成前)の前払い分や工事代金の仮計上 / 建設仮勘定(固定資産):建物・設備の建設中に支払う手付金・中間金等の一時的な計上科目。完成して引渡しを受けたときに「建物」等の本来の科目に振り替えます。
問18. 仕入先から大量購入のリベート(割戻)10,000円を現金で受け取った場合の仕訳はどれか?
- A. (借)現金 /(貸)雑収入
- B. (借)現金 /(貸)仕入(仕入の減額)
- C. (借)仕入 /(貸)現金
- D. (借)売掛金 /(貸)売上
正解: B. (借)現金 /(貸)仕入(仕入の減額) / 仕入割戻(リベート)は仕入の減額:(借)現金等 /(貸)仕入。仕入値引きも同様に仕入の逆仕訳。割戻は「大量購入に対して後から受け取る値引き」です。
問19. 従業員の交通費30,000円を会社が一時的に立て替えて現金で支払った。
借方候補: 立替金、旅費交通費、前払費用、仮払金、従業員貸付金
貸方候補: 現金、立替金、旅費交通費、普通預金、未払金正解: 借方「立替金」/ 貸方「現金」 / 立替金(資産):他者のために一時的に立て替えた金額。後日従業員から回収予定→(借)立替金 /(貸)現金。従業員から回収時:(借)現金 /(貸)立替金。
問20. 商品の注文を受け手付金50,000円を現金で受け取った。
借方候補: 現金、前受金、売上、売掛金、仮受金
貸方候補: 前受金、現金、売上、売掛金、仮受金正解: 借方「現金」/ 貸方「前受金」 / 前受金(負債):商品引渡し前に受け取った手付金・内金。まだ義務を果たしていないので負債。商品引渡し時:(借)前受金 /(貸)売上(差額は売掛金等)。
問21. 借入金の利息10,000円を現金で支払った。
借方候補: 支払利息、利息費用、借入金、現金、租税公課
貸方候補: 現金、支払利息、借入金、普通預金、未払利息正解: 借方「支払利息」/ 貸方「現金」 / 支払利息(費用)→借方。現金(資産)が減少→貸方。借入金元本の返済とは別に、利息は費用として処理します。
問22. 普通預金口座に利息5,000円が入金された。
借方候補: 普通預金、受取利息、現金、利息収益、売上
貸方候補: 受取利息、普通預金、現金、支払利息、雑収入正解: 借方「普通預金」/ 貸方「受取利息」 / 普通預金(資産)が増加→借方。受取利息(収益)が増加→貸方。
問23. 当期中に発生した取引:①商品50,000円を掛けで仕入れ ②売掛金30,000円を回収し普通預金へ ③買掛金40,000円を小切手で支払い。試算表の普通預金(純増減)はどれか?
- A. +30,000円
- B. −10,000円
- C. +30,000円
- D. 変化なし
正解: A. +30,000円 / ①仕入は普通預金に影響なし。②売掛金回収→普通預金+30,000。③小切手振り出しは当座預金の減少(普通預金ではない)。よって普通預金は+30,000円の純増。
問24. 資産合計800,000円・負債合計500,000円の場合、純資産はいくらか?
- A. 800,000円
- B. 500,000円
- C. 300,000円
- D. 1,300,000円
正解: C. 300,000円 / 純資産=資産−負債=800,000−500,000=300,000円。B/Sの等式:資産=負債+純資産(300,000)が成立します。
問25. 売上高1,000,000円・売上原価700,000円・販管費100,000円・受取利息10,000円・支払利息5,000円の当期純利益はいくらか?(税金は考慮しない)
- A. 300,000円
- B. 205,000円
- C. 200,000円
- D. 210,000円
正解: B. 205,000円 / 売上総利益=1,000,000−700,000=300,000。営業利益=300,000−100,000=200,000。経常利益=200,000+10,000−5,000=205,000円。