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3級 決算・補助簿
全20問 / トルカ(https://toruca.app)
問1. 現金出納帳の「次月繰越」は、出金欄と入金欄のどちらに記入するか?
- A. 入金欄
- B. 出金欄
- C. どちらでもない(別に記入)
- D. 両方に記入
正解: B. 出金欄 / 次月繰越(残高)は出金欄に記入します。これにより「入金合計=出金合計(次月繰越を含む)」が成立します。
問2. 売掛金元帳(得意先元帳)と総勘定元帳の売掛金勘定はどのような関係にあるか?
- A. 売掛金元帳の合計 < 総勘定元帳の残高
- B. 売掛金元帳の各社残高の合計 = 総勘定元帳の売掛金残高
- C. 売掛金元帳は月次、総勘定元帳は年次で照合する
- D. 売掛金元帳は不要で総勘定元帳のみで管理する
正解: B. 売掛金元帳の各社残高の合計 = 総勘定元帳の売掛金残高 / 補助元帳(得意先別売掛金)の残高合計は、総勘定元帳の売掛金残高と必ず一致します。試験では「合計が一致しない原因」を問う問題も頻出です。
問3. 商品有高帳で先入先出法を使う場合、月末在庫の単価はどの仕入れを基準とするか?
- A. 最初の仕入れ(最も古いロット)の単価
- B. 最後の仕入れ(最も新しいロット)の単価
- C. 全仕入れの平均単価
- D. 最も安い仕入れの単価
正解: B. 最後の仕入れ(最も新しいロット)の単価 / 先入先出法(FIFO):古いロットから先に払い出すと仮定。よって月末在庫は最新のロットから残ります。期末在庫は最も新しい仕入価格で評価されます。
問4. 移動平均法で商品有高帳を記帳する場合、払出単価を計算するタイミングはいつか?
- A. 月初に1回だけ計算する
- B. 商品を仕入れるたびに(受入のたびに)平均単価を再計算する
- C. 月末にまとめて計算する
- D. 払い出すたびに計算する
正解: B. 商品を仕入れるたびに(受入のたびに)平均単価を再計算する / 移動平均法:仕入のたびに(受入のたびに)残高の加重平均単価を計算し直します。(前残高金額+今回受入金額)÷(前残高数量+今回受入数量)が新しい払出単価になります。
問5. 定額資金前渡制度(インプレスト制)での補充額はどれか?
- A. 前渡額の全額
- B. 使用した金額と同額(使った分だけ補充)
- C. 前渡額の50%
- D. その月の合計支出額の2倍
正解: B. 使用した金額と同額(使った分だけ補充) / インプレスト制では「使用した金額と同額」を補充します。補充後は常に前渡額と同じ残高になります。補充時の仕訳:(借)各費用 /(貸)当座預金(補充額)。
問6. 合計残高試算表とはどのようなものか?
- A. 合計試算表のみを記載したもの
- B. 残高試算表のみを記載したもの
- C. 合計試算表と残高試算表を一体化させたもの
- D. 月次と年次を合わせた試算表
正解: C. 合計試算表と残高試算表を一体化させたもの / 合計残高試算表は、各勘定の借方合計・貸方合計(合計試算表の部分)と差引残高(残高試算表の部分)を1つの表にまとめたもの。情報が最も多く3級試験で最頻出。
問7. 試算表の借方・貸方の合計が1,000円の差で一致しない場合、最も疑うべき原因はどれか?
- A. ある仕訳で借方1,000円の転記漏れがある
- B. ある勘定で1,000円の金額を2倍で転記した
- C. ある取引を仕訳帳に記入しなかった
- D. 使用した勘定科目が間違っている
正解: A. ある仕訳で借方1,000円の転記漏れがある / 一方だけに転記した(借方または貸方のみ1,000円転記)→差額が1,000円不一致になります。両方とも1,000円ずつ多く転記した場合は合計は増えますが差は変わりません。
問8. 残高試算表に「借方残高」として表示されるのはどの科目か?
- A. 売上、受取利息
- B. 買掛金、借入金
- C. 現金、売掛金、仕入
- D. 資本金、繰越利益剰余金
正解: C. 現金、売掛金、仕入 / 借方残高:資産(現金・売掛金等)と費用(仕入・給料等)。貸方残高:負債(買掛金・借入金等)、純資産(資本金等)、収益(売上・受取利息等)。
問9. 8桁精算表の「損益計算書欄」に記入されるのはどれか?
- A. 資産・負債・純資産の残高
- B. 収益・費用の勘定残高(整理記入反映後)
- C. 前期繰越の残高
- D. 当期中の全取引
正解: B. 収益・費用の勘定残高(整理記入反映後) / 損益計算書欄には収益・費用科目の(整理記入後の)残高を記入します。B/S欄には資産・負債・純資産科目の残高を記入します。
問10. 精算表で当期純損失(収益<費用)が生じた場合の記入場所はどれか?
- A. P/Lの借方・B/Sの貸方
- B. P/Lの貸方・B/Sの借方
- C. P/Lの貸方のみ
- D. B/Sの借方のみ
正解: B. P/Lの貸方・B/Sの借方 / 当期純損失は:P/Lの貸方(収益側に入れてバランスを取る)とB/Sの借方(純資産の減少)に記入します。これは純利益のときと逆の位置になります。
問11. 売上総利益の計算式はどれか?
- A. 売上高 − 売上原価
- B. 売上高 − 販売費及び一般管理費
- C. 売上高 − 全ての費用
- D. 営業利益 + 営業外収益
正解: A. 売上高 − 売上原価 / 売上総利益(粗利)=売上高 − 売上原価。売上総利益から販管費を引いたものが営業利益になります。
問12. 経常利益の計算式はどれか?
- A. 売上高 − 売上原価
- B. 営業利益 + 営業外収益 − 営業外費用
- C. 税引前当期純利益 − 法人税等
- D. 当期純利益 + 特別損失
正解: B. 営業利益 + 営業外収益 − 営業外費用 / 経常利益=営業利益+営業外収益−営業外費用。経常利益は本業+財務活動(借入金利息・受取利息等)の収益性を示します。
問13. B/Sで「流動負債」に分類されるものはどれか?
- A. 建物・機械・車両
- B. 長期借入金(返済期限5年後)
- C. 買掛金・支払手形・短期借入金
- D. 資本金・利益剰余金
正解: C. 買掛金・支払手形・短期借入金 / 流動負債:1年以内に支払い期限が来る負債(買掛金・支払手形・短期借入金・未払費用等)。固定負債:1年超の負債(長期借入金・社債等)。
問14. 決算の手順として正しい順序はどれか?
- A. 財務諸表作成 → 決算整理仕訳 → 試算表作成
- B. 試算表作成 → 決算整理仕訳 → 精算表 → 財務諸表作成
- C. 決算整理仕訳 → 試算表作成 → 財務諸表作成
- D. 財務諸表作成 → 精算表 → 試算表作成
正解: B. 試算表作成 → 決算整理仕訳 → 精算表 → 財務諸表作成 / 決算の基本手順:①期中の仕訳→元帳転記→試算表作成(決算整理前)②決算整理仕訳③精算表の作成④財務諸表(B/S・P/L)の作成。
問15. 先入先出法:期首在庫10個@100円、当月仕入20個@110円。当月払出25個のとき、払出金額はいくらか?
- A. 2,500円
- B. 2,650円
- C. 2,750円
- D. 2,200円
正解: B. 2,650円 / 先入先出法:古いロットから払い出す。①期首10個@100円=1,000円、②当月仕入から15個@110円=1,650円。払出合計=1,000+1,650=2,650円。
問16. 移動平均法:在庫10個@100円のとき20個@115円を仕入れた。新しい払出単価はいくらか?
- A. @100円
- B. @110円
- C. @115円
- D. @108円
正解: B. @110円 / (10×100+20×115)÷(10+20)=(1,000+2,300)÷30=3,300÷30=@110円。
問17. 決算整理前の仕入勘定残高が400,000円、期首商品棚卸高30,000円、期末商品棚卸高50,000円の場合、売上原価はいくらか?
- A. 400,000円
- B. 380,000円
- C. 430,000円
- D. 450,000円
正解: B. 380,000円 / 売上原価=期首在庫+当期仕入−期末在庫=30,000+400,000−50,000=380,000円。決算整理仕訳後の仕入勘定残高が売上原価になります。
問18. 借入金1,000,000円(年利3%)の当期分利息(4月1日〜3月31日の12ヶ月)の未払利息はいくらか?
- A. 10,000円
- B. 30,000円
- C. 25,000円
- D. 15,000円
正解: B. 30,000円 / 1,000,000円×3%×12/12=30,000円。12ヶ月全て当期分の場合は年額がそのまま未払利息になります。
問19. 保険料24,000円(4月1日〜翌年3月31日の12ヶ月分)を4月1日に一括支払い。3月31日決算時の前払費用はいくらか?
- A. 0円(全額当期費用)
- B. 2,000円
- C. 24,000円
- D. 12,000円
正解: A. 0円(全額当期費用) / 4月1日〜翌年3月31日の12ヶ月分=ちょうど1年分が当期(4月〜3月)に対応。全額が当期費用になるため前払費用は0円です。翌年4月以降分がある場合のみ前払費用が生じます。
問20. 備品:取得原価600,000円、耐用年数6年、定額法(残存価額0)。当期末(取得2年後)の帳簿価額はいくらか?
- A. 500,000円
- B. 400,000円
- C. 300,000円
- D. 200,000円
正解: B. 400,000円 / 年間減価償却費=600,000÷6=100,000円。2年経過後の累計償却額=100,000×2=200,000円。帳簿価額=600,000−200,000=400,000円。